コミュニティ月間まとめ 🌐

2024年はついに幕を閉じました。しかし、それでもInternet Computer（ICP）の勢いは止まりません。

この一年を通じて、ICPは革新的な技術の推進者としての地位を確固たるものとし、注目すべき統合事例や大きなマイルストーンが、コミュニティ全体の力によって実現されました。

それでは、先月におけるICPコミュニティのWeb3推進への影響を振り返ってみましょう！

✨ Internet Computerの最新情報は？

2024年が正式に終了しましたが、Internet Computer（ICP）の驚異的な躍進はとどまるところを知りません。今月もマイルストーン達成、統合、継続的な技術向上と盛りだくさんの内容となりました。

まずはマイルストーンから。12月だけでも数々の進展がありました。新規のInternet Identity作成数は256%増加し、オンチェーンでのシームレスなID認証ニーズの高まりを示しています。また、Electric Capitalの2024年版開発者レポートでは、ICPがフルタイム開発者の成長率で第2位にランクイン。ICP開発者数は2024年に75%増加しており、開発者に優しい環境づくりへの強いコミットメントが数字にも表れています。

さらに、ICPのデプロイ済みキャニスター数は100万個に迫る勢いで、**1日あたりの増加率は387%**にも達しました。キャニスターがWeb3開発の基盤であることを改めて示す成果です。

ICPは、DFINITY財団がETH AI Centerと業界パートナーシップを締結したことにより、AIとディープテック分野における最先端の研究・人材・スタートアップエコシステムへのアクセスを獲得。この提携により、ICPはAIをスマートコントラクトとして実行可能な唯一のパブリックネットワークとして、メンバーの開発を支援していきます。

今月の主なアップグレードと統合の第一弾はICP.Ninjaの最新リリース。これにより、同プラットフォームはICPスマートコントラクト開発の定番オンラインIDEとなりました。AIを活用した高速コーディング、UIプレビューの改善、コード整形など、開発者の体験がさらに向上しています。

Decide AIのDecide IDは、グローバルコミュニティの支援により25,000人以上の認証済みユーザーを達成。Web3におけるインターネットアイデンティティの重要性を裏付ける節目となりました。

NFT分野も健在で、icpp-art NFTがBioniq Marketに登場。ICP上でC++コミュニティと連携してNFTを開発できる新たなプラットフォームが誕生しました。

また、DFINITY財団の研究ディレクターであるYvonne-Anne Pignolet氏とPaul Meeusen氏は、Crypto Valleyに出席し、ブロックチェーンの変革的な影響についての見解を共有しました。

そして最後に、今年を締めくくる最高のギフトとなったのがICP HUBS Global Townhall 3.0。12月20日に世界中のHUBが再集結し、AIとChain Fusionの分野に関する知見と専門性を共有しました。

👐 コミュニティは何をしているの？

世界中のICPコミュニティは、8月を通じてそのエネルギーと創造力を存分に発揮しました。

ICP HUB Brasil は、ICPエコシステムの拡大と世界的な成果を祝うNatal Global Townhall（バーチャルイベント）に参加しました。その後、Arca HUBでのイベントにも登壇し、ブロックチェーンによる新たなビジネスチャンスをテーマに、コミュニティマネージャーがプレゼンテーションを行いました。Townhall開催に向けた準備として、Web3のさまざまな側面を掘り下げるウォームアップスペースも複数開催。そして最後には、自ら主催したTownhallセグメントを通じて、祝福、アイデア共有、国際的なつながり、そして多くの学びを届けました。

ICP HUB Bulgaria は、Calimero Networkと共同でSDK特化型ハッカソンを発表し、Web3におけるプライバシーの限界に挑戦しています。また、Townhallでは独自のセグメントを担当し、AIとChain Fusionに関する2024年の現状と2025年の展望について共有しました。

ICP HUB Canada & US は、マイアミで開催されたArt Baselで素晴らしいアート展示を楽しみながら街を探索しました。加えて、ブロックチェーンの基礎を学び、スケーラブルなdAppを構築するハンズオン型ワークショップも開催。また、CreateHER Festとのパートナーシップを通じて、学び・アイデア創出・コラボレーションを通じて女性たちがテックの未来を形づくる力を育む取り組みも実施しました。

ICP HUB China は、清華大学・北京大学・北京交通大学のブロックチェーン協会の若き才能たちを集めたミートアップを開催し、最先端技術を探求しながら今後の成長に向けた知見を共有しました。また、Townhall Dayでは独自のセグメントを実施し、ユニークなプロジェクトや専門家を紹介。さらに、ICPアンバサダープログラムを立ち上げ、参加者が技術とイノベーションを探求し、Web3分野における未来のリーダーへと成長することを支援しています。

ICP HUB Germany は、AI × Buildイベントを再び開催。AIと組み合わせたときのWeb3およびICPの広大な可能性を探求するため、情熱ある参加者たちが集いました。また、Townhallでは他のEU地域のHUBとともに登壇し、2024年に達成した主要マイルストーンや2025年に向けた計画を共有しました。

ICP HUB India は、Telegram上で「7日間ICP＆ブロックチェーンシリーズ」を開始し、ICPとブロックチェーンについての内容をわかりやすく魅力的なインサイトとして発信しました。

また、グレーターノイダのGL Bajaj Institute of Technology & ManagementおよびAmity School of Technology and Informationにて、ICP開発者向けワークショップを開催。参加者は実践的なサポートを通じて貴重な知識を習得しました。

さらに、ICP上に構築された注目のゲーミングプラットフォームSipnPlay GamesとのAMA（Ask Me Anything）を開催。続いて、ブロックチェーンで駆動するGenAI向けデータハブAkai Gamesや、ゲーミファイされた意見マーケットプレイスThe SwaggoとのAMAも行いました。

最後に、ICP Global Townhallでも独自のセグメントを担当し、専門家やプロジェクトを紹介しながら、知見を共有しました。

ICP HUB Indonesia は、CodeFestとの提携による第9回ハッカソンを成功裏に開催しました。また、HUBのL&DマネージャーであるDon Rivaldi氏は、ジャカルタで開催されたMulung Festに登壇し、ブロックチェーンとAIの交差点をテーマにしたパネルディスカッションに参加しました。さらに、同HUBはオンチェーンAIプロジェクトの育成を支援するアクセラレータープログラムも開始しました。

キャンパス活動も継続されており、**Institut Desain dan Bisnis Bali（IDBBali）**でのミートアップでは、ICPのユニークなユースケースと機能について紹介し、成功を収めました。最後に、Townhallでは地域の注目スタートアップ、専門家、プロジェクトを紹介する魅力的なセグメントを主催しました。

ICP HUB Italy & Ticino は、EUアライアンスの一員としてTownhallに参加し、ICP上で活動するローカルプロジェクトや起業家たちを紹介するセグメントを開催しました。Web3の未来を構築する現場からの声が共有されました。

ICP HUB Kenya は、再び素晴らしいCommunity Link Upイベントを主催。専門的なインサイト、価値あるネットワーキング、Web3やブロックチェーン分野の優秀な人材が集う空間が提供されました。また、NFID Walletと連携したTwitterセッションでは、プライバシー重視型の暗号ウォレットについてリスナーに教育を行いました。

このHUBは、他の姉妹HUBとともにTownhallの独自セグメントも実施し、現地プロジェクトを紹介する機会を設け、アフリカの起業家が自身のビジョンを共有する場を提供しました。さらに、Bchain Africaとのパートナーシップも締結し、アフリカにおける才能の発掘とその成長支援を目指しています。

ICP HUB Mexico は、TruBit Latamとの提携を通じて、ICPペアをプラットフォームに導入し、トークンリスティングの促進を図りました。また、ICP Global Townhallのセグメントにも参加し、最先端技術や地域プロジェクトの視点を紹介しました。

ICP HUB Nigeria—Sahara は、NFID WalletとのAMAを開催し、分散型収益共有モデルによって市場を獲得したNFID Walletの戦略などを深掘りしました。さらに、LBank Africaとの連携によるBullrise Konnect 2024イベントでは、イベント＆パートナーシップ責任者のKene Ezeala氏が登壇し、新興技術を活用した包摂的かつ持続可能な経済成長について講演を行いました。また、複数のアフリカHUBで構成されるAfrican Allianceとの共同企画として、TownhallではAIやChain Fusionに関する知見の交換を行い、活発な議論が交わされました。

ICP HUB Philippines は、以下のような多数のワークショップを成功裏に開催しました。まず、PHINMA-Araullo University（カバナトゥアン市）・STI Balagtas・La Consolacion University の学生たちが、自身初のキャニスタースマートコントラクトをデプロイすることに成功しました。また、Tech Content Creators Meetupも開催され、フィリピンのイノベーターたちが「AI時代におけるテックコンテンツ制作の未来」というテーマを探求しました。

さらに、HUBの共同創設者はDEVCON Summit 2024に参加し、バタンガス大学（リパ校）で数百人の学生開発者たちと共に登壇しました。そして他のすべてのHUBと同様に、Townhallでは地域プロジェクト・グローバルなインサイト・楽しい議論を交えた魅力的なセグメントを主催しました。

ICP HUB Poland は、BUILD THE FUTUREハッカソンを開催。優れたアイデアを持つ開発者たちが参加し、実践を通じたスキル活用や経験獲得、魅力的な賞品を競い合う機会が提供されました。さらに、EUアライアンスと共にTownhallセグメントを主催し、新興技術とその将来の影響について語りました。最後に、NFIDとのAMAも開催し、Web3分野で注目を集めるプロジェクトを深掘りしました。

ICP HUB Portugal は、FAI3 NetworkとのAMAを開催し、同プロジェクトの内容とコミュニティへの価値についてインサイトを共有しました。また、TruMarketとのAMAも実施。ICPがグローバルな農業分野に与える実世界でのインパクトを紹介しました。最後に、Townhall 3.0では地域の注目プロジェクトと専門的な知見を紹介するセグメントを開催しました。

ICP HUB Singapore は、ICP SG CodeFestを共同開催。若く才能ある個人が、Web3およびブロックチェーン分野での革新的アイデアを競い、表彰されました。また、Townhallのセグメントでは、地域の優れた頭脳と注目プロジェクトが登場し、AIやChain Fusionに関する洞察を共有しました。

ICP HUB South Africa は、NFID WalletとのAMAを開催。収益共有・分散型コントロール・セキュリティリーダーシップ・将来計画などについて議論しました。また、Web3型の出会いプラットフォームであるStringlyと提携し、ネットワークのつながり方に革命を起こす取り組みを進めています。最後に、Townhallセグメントでは、Web3、AI、Chain Fusionなど多岐にわたるテーマでインサイトを提供しました。

ICP HUB South Korea は、ICP Global Townhallにてセグメントを主催。専門家やプロジェクトが登壇し、新興技術に関する知見や、ICPが韓国のWeb3コミュニティでどのように成長しているかについて共有しました。

ICP HUB Thailand は、Fuel DAOとのXスペースを開催。DAOのミッションや、それがWeb3コミュニティに与える影響について探りました。また、NFTやトークンの配布を革新するICPプラットフォーム「ClaimLink」と提携し、分散型技術のグローバルな普及に貢献。さらに、Townhallセグメントでは、注目のプロジェクトとゲストによる技術的なインサイトが共有されました。

ICP HUB Turkey は、Saint-Joseph French High School、Bilkentli、Yıldız Technical University、イスタンブール大学にて、Motokoハッカソン／ワークショップを現地開催。参加者たちは、Motokoで開発したプロジェクトを通じてWeb3の世界を体験しました。最後に、Townhallではセグメントを企画・主催し、エネルギー技術とICPの関係性について、専門家・プロジェクト・愛好家たちが知見を共有しました。

ICP HUB Vietnam は、Crypto Nomad Meetup に参加し、現場の盛り上がりと交流を楽しみました。また、Medoo Global主催の「教育テクノロジーにおけるブロックチェーンの創造的応用とキャリア機会」イベントにも参加し、教育とテクノロジー分野での新たな可能性を探りました。最後に、Townhall 3.0ではセグメントを開催し、注目プロジェクトや優れたゲストが登壇し、最先端技術に関するインサイトを共有しました。

ICP Argentina は、ラテンアメリカで最も重要なビットコインイベントの一つである Labitconf に参加し、Chain Fusionを通じてICPがどのようにビットコインを強化しているかを紹介しました。他のHUB同様、Townhallでもセグメントを主催し、参加者にInternet Computerコミュニティとの接続を呼びかけ、地域での進展について教育を行いました。

ICP France は、ICVCとのAMAを開催し、同プロジェクトの詳細や、VCの専門家からの暗号資産投資に関する独占的な成功のヒントを共有しました。また、Townhallのセグメントでは、DeAIイニシアチブやChain Fusionの進展などについても取り上げました。

ICP HUB Ghana は、KNUST（クワメ・エンクルマ科学技術大学）のコンピューターサイエンス学会（@thecssknust）と提携し、次世代のWeb3およびICP開発者を育成する**「Beginner to PRO Coding Experience」プログラム**を実施しました。また、**ガーナの活気あるWeb3エコシステムを祝う「The Final Block: Web3 Community Bash」**をスポンサーとして支援。最後に、ICP Townhallでは地域の専門家やプロジェクトを紹介するセグメントを主催しました。

ICP HUB Japan は、「Web3時代の認証革命：Internet Identity入門」と題したセミナーを開催し、Internet Identityの重要性をグローバルなWeb3コミュニティに向けて発信しました。また、開発者向けセミナー「Bitfinity入門：ICPプラットフォームで実現する次世代のBitcoinとEVM開発」も開催し、参加者はBitfinityのdAppを体験し、その技術的背景や活用方法を学びました。さらに、ICP Global Townhallでもセグメントを主催しました。

ICP HUB Malaysia は、マレーシア工科大学（Universiti Teknologi MARA／UiTM）にてICPワークショップを開催し、学生たちはブロックチェーンとInternet Computerの可能性を熱心に探求しました。また、ICP Townhallでは、AI・Chain Fusion・ICPとの交差点に関するセグメントを主催しました。

ICP Rwanda は、2024年12月ICP Rwandaハッカソンのグランドフィナーレをキャリアセンターで開催しました。そこは、ICPテクノロジーの探求に意欲的な若者たちが集う直感的で刺激的な空間でした。また、HUBはICP Townhallで忘れられないセグメントも主催し、学び・ネットワーキング・祝福・コミュニティのつながりに満ちた内容となりました。

ICP Zambia は、アフリカ連合（African Alliance）に参加している他の国々と共に、Townhallで素晴らしいセグメントを開催しました。

🔮 ICPとそのコミュニティの今後は？ICPエコシステムは、2025年にさらなる拡大と存在感の向上が期待されており、今後の発表にもぜひご注目ください。

📚 今月のおすすめリーディングリストICPの旅をさらに深めるための読み物をいくつかご紹介します：

• ICP HUBと大学との教育提携ICP HUBが、学術理論と現実世界のブロックチェーン開発をつなぐグローバルなムーブメントをどのように形作っているのかを探ります。

• Web2とWeb3のギャップを埋める：ICP HUBがビジネスをどう支援するかICPとともに、Web3とブロックチェーンの利点を活用して、あなたのビジネスを22世紀へ導く方法に迫ります。

なんと素晴らしい一年だったことでしょう！Web3の基盤を揺るがすような大きなマイルストーンから、創造性と機能性の限界を押し広げるプロジェクトまで、ICPは分散型の未来の希望の灯台として立ち続けています。そして、そのミッションを響かせるのは、グローバルなコミュニティという塔です。2024年は本当に素晴らしい年でしたが、まだ表面をなぞったに過ぎません。

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