背景
Internet Computer(インターネット・コンピューター) / Internet Computer Protocol(ICP)の構想は2015年から立ち上がり、2021年にメインネットにローンチされました。
現在もロードマップ(R&D)の途中にありますが、2023年からは世界各地に「ICP HUB」が立ち上がり、これらの技術の普及やユースケース拡大のためのエコシステムが広がっています。
そのような背景の中、「ICP Japan」は、日本でのInternet Computer(分散型クラウド)エコシステム普及と促進を目的とした組織として開始します。Dfinity財団及び世界のHUBと連携して、各種オンボーディング機会を創出し、日本の政府/エンタープライズ企業/スタートアップ/開発者/メディア/イノベーション機関/投資家とともに、Web3時代のブロックチェーンを活用したユースケース創出に向けたコミュニティの構築、及びインキュベーション等を実施します。
ICP HUB及びICP Asia Alliance
ICP HUB は世界に約30拠点あり、Dfinity財団と連携しています。
各地でInternet Computerの技術を活用したアライアンスや事例等の創出、それらを生み出すためのエコシステム・ビルドアップを行なっています。ICP Japanは、これらの日本版としてスタートしつつあり、世界とも連携していきます。なお、アジアでは「ICP Asia Alliance」が構築されており、2023年9月から2,000万ドル(約31億円超)の資金プールを元に少しずつエコシステムが立ち上がっています。
Internet Computer / ICP とは?
Internet Computer / ICP(Internet Computer Protocol) は、Web3時代の “分散型クラウド” として注目を集めつつあります。
ICPはブロックチェーンというよりクラウドです。(ブロックチェーン技術を活用した分散クラウドです)
それは、様々なブロックチェーンを統合的に扱う(マルチチェーン)要素や、スマートコントラクト上にAIを乗せる(DeAI)、パスワードレス/WebAuthnでの統合ID(SSIDID)をはじめ、Web3の現在の高難度なUXを一般的なWebと変わらないものにするだけでなく(開発やユーザエクスペリエンスの向上)、パブリッククラウドによるインターオペラブルでコンポーザブルなサービスエコシステムの構築やトークンエコノミクス及びDAO型ガバナンスの追加等(従来のインターネットでは実現できなかった拡張性)、コスト面から付加価値創出まで革新的なアプリケーション開発基盤となります。
参考: ICPとは?
ICP Japan ローンチイベントを予定
2024年6月29日(土)14時〜、東京@浜松町(Pacific Hub)にて『ICP Japan ローンチイベント 〜Web3時代の “分散型クラウド” エコシステム〜』を開催します。
本イベントでは、ICP Japanローンチにあたり、Web3や分散型アプリケーション(dApp)に関心のあるエンタープライズ/スタートアップ/デベロッパー/メディア/投資家等に向けて、ICPについてや今後のエコシステムビルドに向けて、概要を説明させていただく予定です。
ぜひお気軽にお越しください。
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